全医労と全厚生で組織する厚生共闘は12月25日、加藤勝信厚生労働大臣と団体交渉を実施。厚生共闘からは香月議長(全医労委員長)、盛田副議長、前園副議長、川名事務局長以下10人が出席しました。
厚生共闘の香月議長は、①「定員合理化計画」を撤回し、大幅な増員を行うこと。災害による緊急事態発生時の、国民の安全を守るための国立施設の福祉避難所の体制整備と医療機関、福祉施設等における安全体制を整備すること②ハンセン病療養所の医療、介護、看護の充実を図るため、医師、看護師、介護員等の必要な体制を確保すること。看護師の夜勤体制は複数・月6回以内とすること③国立病院機構や国立高度専門医療研究センターの運営費交付金の増額④日本年金機構における非正規職員の雇用継続と外部委託縮小による安定的業務運営の実現、社会保険庁の廃止に伴う分限免職処分の撤回、全面解決のための努力―――を求めました。