深刻化するコロナ感染拡大のもとでの八雲病院患者移送の延期を求める(全医労書記長談話)

コロナ禍における八雲病院患者移送延期を強く求める!

全医労は、八雲病院入院中の患者家族の「仮処分申立取り下げ」にあたって、以下の書記長談話を発表しました。引き続き機構に「コロナ禍における八雲病院の患者移送延期」を強く求めていきます。

深刻化するコロナ感染拡大のもとでの八雲病院患者移送の延期を求める(談話)

2020年7月20日

全日本国立医療労働組合

書記長  前園 むつみ

全医労は、国立病院機構(以下「機構」)が8月に行おうとしている八雲病院の患者移送計画について、患者の命をまもるため、コロナ禍での患者移送の延期を求めて運動を展開している。しかし、機構は、コロナ対策もふくめて「万全」「安全・安心」の移送計画を確立すると国会において明言しながらも、7月10日の全医労との交渉でも、その計画内容は不十分・杜撰なままで、コロナ禍での患者移送計画強行の姿勢を崩さなかった。

こうした機構の頑なな姿勢に怒りと不安を募らせた入院患者の家族が、7月13日、コロナ禍での患者移送の延期を求める仮処分申請を函館地方裁判所に提出した。全医労は、入院患者家族の勇気ある行動に敬意を表するとともに、共にたたかっていく決意を明らかにする「コロナ禍における八雲病院患者移送の延期を求める声明」を7月15日に発表したところである。

しかし、7月17日、患者家族が、仮処分申立を取り下げることとなった。患者及びご家族の辛く苦渋の選択に、思いを寄せることしかできないが、移送に対する不安は消えたわけではない。同時に、仮処分申立という我が子の命を守りたいという一心での勇気ある行動も消えるわけではない。

残された時間はわずかであるが、全医労は、患者家族の思いをしっかりと受け止め、医療従事者として患者の命を守るために、引き続きコロナ禍における八雲病院の機能移転延期を機構に強く求めてたたかっていく決意を改めて表明するものである。

以上

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