23年度国立病院機構賃金 3回目交渉で妥結

基本給引上げ 機構、非常勤職員経験加算の必要性認める

全医労は3月1日にストライキをかまえて、2月29日に国立病院機構と団体交渉を実施しました。機構本部の1次回答は基本給改定率1.5%(平均改定額4290円)でしたが、2次回答では平均改定率2.9%(平均改定額8324円)が示されました(2024年4月改定)。この回答は中高年層では国家公務員水準を上回ります。今回の回答を引き出したのは、昨年の3・9ストライキに続き、今回3月1日にストライキを配置し、賃金改善ポスターやひと言署名などで奮闘してきた仲間の団結の力にほかなりません。長年、全医労が強く主張してきた非常勤職員の経験加算についても、機構がその必要性を認めたことから妥結に至りました。よってストライキは回避し、3月1日は各地で早朝から門前集会、宣伝行動等を展開を行いました。(写真は東京医療センター門前行動)

一覧へ