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いま、看護を考える<夜勤労働について その1>

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Q.看護師には必ず夜勤がありますが、普通のOLには夜勤があるってあんまり聞きません。やはり私たちの勤務環境って普通じゃないのでしょうか?

A.1997年に男女雇用機会均等法が成立し、それまであった女子保護規定が改定されました。
1948年のILO夜業(婦人)条約(改正)(第89号)には「工業に働く婦人の夜業に関する条約として、制限を加えるものとしていました。
しかし、管理的または技術的性質の責任ある地位にある女性、保健・厚生施設で働く女性で通常筋肉労働をしないものは適用外」というものでしたから、この時代から看護師の夜勤は公認されていたのです。その後、1990年に男女の別なく全ての夜業労働者の労働が盛り込まれて夜業条約(第171号)が規定されました。
これを受けて日本でも男女雇用機会均等法が成立し、全ての労働者が条件整備をして夜勤をする事ができるようになったのです。ですから、看護師にとって夜勤は当たり前のことかもしれませんが、一般の女性労働者にとってはまだまだ新しい分野なのです。
しかし、夜寝る時間帯に働くこと自体は健康面・安全面から言っても多くの問題を含みます。私たちもそこをしっかり学習する事が大切です。
次回から少し、夜勤労働に焦点を当てていきたいと思います。

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