赤字でも40億円持ち出させ平均3.2%回答引き出す
全医労は2月27日にストライキを配置し、26日に国立病院機構と団体交渉を実施しました。機構からは、基本給平均3.2%、9,692円引上げ、非常勤職員時給も平均105円改定、臨時特別一時金常勤3万円・非常勤2.4万円(3月支給)などの回答。26年度も前年度同様赤字経営の状況の中でも40億円を持ち出しての賃上げの姿勢に転じさせることができました。この要因は全医労の仲間が声を上げ続けたことにほかなりません。
また、政府補正予算ならびに診療報酬改定で人件費・物価上昇分の収益増が見込まれ、26年度以降の収支は改善していくことが予見できるとし、引き続き全医労が求める賃金改善要求についてはしっかりと受け止め、引き続きできる検討を行っていくとの回答も引き出しました。
そのため示された二次回答の金額に不満はありますが、賃金改善の引き続く検討と職場改善へつながる言質を引き出し、ひきつづく賃金改善にむけ労使協議を続けることを確認できたことで25賃金交渉の妥結、ストライキ回避を判断しました。
2月27日は各地で早朝から門前集会、宣伝行動等を展開。他産業と比較してもケア労働者の賃金は低い実態にあること、きびしい職場環境の改善と国立病院の機能強化の実現に向け、引き続き声を上げ続けようと院内外へ広くアピールしました。